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いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

地震の前兆



■地震の前兆



★異常その3・・・・神戸で地震が起こる!



今日の話も、経験したことのない人にとっては「トンデモ話」
です。


しかし、とても大切なことにつながっていきますので、読者
減を覚悟で書かせていただきます。



さて、私の講演が始まりました。


やっぱり、いつもと違うのです。


「何が違うのか?」って聞かれても、雰囲気が違うとしか
言いようがないのです。


重い。。。。

暗い。。。。

悲しげ。。。。


う~ん、言葉では言い表せません。


アカン、アカン、講演に集中しなければ・・・・。

と、自分を叱咤するのですが、そう思えば思うほど集中でき
なくなるのです。


どうしよう?

と思ったとき、頭の中でジグソーパズルが一瞬にして完成
したのです。


昨日の日記で、「大阪や神戸で地震が起こる可能性がある」
という記事をご紹介しました。


その記事と神戸に漂う得体の知れない雰囲気が、ビジョンと
してつながったのです。



そして思わず講演中に、

「神戸で地震が起こるかも知れない」

と口走ってしまいました。


「ええっ、どっ、どうしてですか?・・・・いつですか???・・・・」

と言う驚きの声が・・・・

まったくなかったのです。


あろうことか、みんなうなずいているのです。


・・・・・・・・・・

講演が終わり、懇親会が始まりました。


「実は、私も朝から何か変なんです」

「今日の雰囲気ちょっと変ですね」

「私も、地震のイメージが見えるんです」


参加された方が、異口同音に仰るのです。


確かにその日の参加者は、いわゆる「精神世界系」で感受性
の鋭い人が多かったのですが、それにしてもこれだけ感覚や
イメージが一致するとは・・・・!


いつしか話題が地震一色となり、「どうしたら被害が少なく
なるのだろうか」などを話し合いました。


そして、みんなで「地震が来ても被害が最小限ですみますよ
うに」とお祈りして、懇親会のお開きとなりました。



お店の外に出ました。


あっっっっっ!


月が!!!!




◆月が真っ赤!



あっ、月が真っ赤だ!


その声で夜空を見上げると、ホントに真っ赤な月が浮かんで
いたのです。

真っ赤という表現しか思い浮かびませんが、しいて言えば、

「少し酸化して黒みがかった血の色」。

そんな感じでしょうか。


「何かイヤな予感」。

みんなの意見が一致しました。


(地震???!!!)


誰も声には出しませんでしたが、みんな共通の思いに駆られて
いました。


誰ともなく、「記念撮影しよう」との声。


神戸駅の構内に、カラクリ仕掛けの時計のような展示物があり
ました。


「ここで写真を撮ろう」。

(これが写し納めかも知れないから・・・・)


また誰ともなく、「散歩して帰ろう」。


(これが最後かも知れないから・・・・)


じゃあ、またね。


私たちは、阪急三宮駅から最終電車に乗り、それぞれ帰路に
つきました。


自宅に帰り着きましたが、まだ落ち着きません。


ベッドに入っても寝付けないのです。


5時までは覚えていました。


そして、5時46分、あの大地震が発生したのです。


一昨日の日記で「地震の揺れで目覚めた」と書きました。

確かにその通りなのですが、不思議なことに、地震直前の
ことも覚えているのです。


ミシッ、と音がし、空が光り・・・・・ドーン、ゴーと言う音と
共に縦揺れがやってきたことを・・・・覚えているのです。

縦揺れが起こったとき、飛び上がり、次の瞬間ベッドの上に
座っていました。


そこから後は、一昨日書いた通りです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


地震が起きた数日の間、講演の2次会に参加した人たちから
電話がかかってきました。


「私たちがあんなことを言ったから、地震が起こったので
しょうか?」

そんなことは思いたくもありませんし、そんなはずはあり
ません。

でも、電話の向こうでうろたえている人に、そんなことは
言えません。


思わずこう応えていました。

「地震は起こるべくして起こったと思うよ。でも、みんなが
あのとき、被害が少しでも小さくなるようにとお祈りしたよ
ね。アレで被害が小さくなったのかも知れないね。あと少し
発生が遅れてたら、もっと被害が大きくなっていたはずだか
らね」

そして次のことを付け加えました。

「あの地震を私たちが予言したとか、人間の悪い想念が地震
を発生させたとか、私たちが地震の被害を最小に食い止めた
という人がたくさん出てくるだろうね。でも、ボクたちは
予言者でも何でもないことを自覚しておかなければね」。




◆予言者ではない!



ここまでお読みになった方は「いいこと探検家は、予言者・
超能力者ではないか」と思われるかも知れません。

ところが、私はまったくの凡人で、予知能力などほとんど
ありません(絶対ないとは言えませんが・・・・)。


では、どうして「神戸で地震が起こる」と思ったのでしょうか。


それは、この地震は「知識」と「感受性」の2つがあれば、
予測可能なことだからです。


まずは、「知識の観点」から考えてみましょう。



1.

神戸や大阪の地下に活断層があり、地震が起こる可能性が
あることを知っていた。


昨日の日記に、朝日新聞と神戸新聞の記事をご紹介しました
が、私はその記事を読んで知っていました。



2.

地震の前兆で「岩石がこすれ合うことで電磁波が発生すること」
を知っていた。



岩石が強烈な圧力を受けたり、こすれ合ったりすると次の
2つの現象が起こることが知られています。



【摩擦ルミネセンス】



鉱物に圧力(応力)を加えると発光するものです。

少し専門的になりますが、

「鉱物に力学的エネルギーが与えられると、電子は低いエネ
ルギー状態から高いエネルギー状態へと励起され、再び低い
エネルギー状態へと戻るとき、そのエネルギー差を光として
放出する」

ということです。

氷砂糖をハンマーで叩くと「青白い光を放つ」のもこのため
です。



【ピエゾ効果】



「岩石が砕ける直前に岩石中の鉱物が分極する現象で、この
分極により大電流が瞬間的に発生する」

というものです。


この大電流は電磁波として検出されます。

岩盤に圧力(応力)がかかると、ピエゾ効果で電場が発生
します。

岩石で発生しやすいのは花崗岩、安山岩で、地震の前兆で
応力がかかれば「力に直交した方向に電気が発生する」の
です。

そして花崗岩は、六甲山周辺に多く存在します。

御影石はまさに花崗岩ですね。

それから、西宮にある甲山(かぶとやま)周辺は、安山岩
が多いのです。


私は、「月が真っ赤に見える理由が電磁波ではないか」と
思ったそのとき、新聞記事との関連に氣づいたのです。


月の見え方に影響を与えるぐらいだから、人体、特に脳(脳
波)に影響を与えるのは当然ではないかと。


「真っ赤な月」と「変な雰囲気」。


ということは、

「地震が近いのではないか」

と考えただけなのです。


予知能力でも何でもありませんね。


たまたま私は地学が好きだったので、岩石の性質を知って
いたということです。



しかし、いくら知識があったとしても「感受性」がなけれ
ば、「変な雰囲気」を感じることはないはずです。


一方、「感受性」だけでは、地震の関連性に氣づくことは
難しいでしょう。


よく「感じる」ことは「知識」よりも大切といわれています
が、どちらも大切なのです。

「AかBかの話」ではありません。


私は今だかつて、知識が多すぎて身動きできなくなった人
を見たことがありません。

知識に「囚われて」身動きできなくなった人を見たことが
あるだけです。

反対に、感じることだけに固執し、知識がないために言い
しれぬ不安に襲われた人を知っています。


私たちは、知識と感受性を「調和させながら育てていく」必要
があるのではないでしょうか。


確かに、今の教育は「知識」に偏りすぎ、バランスを欠いて
います。

だったら「感受性」を磨けばいいのです。


では、どうすればいいのでしょうか?



◆感受性を磨く方法



私は、まず「周囲のたくさんの生命を思いやる」ことから
始めればいいと思っています。

私たちが本来持っている「思いやりの心」を育てるには、
自然に触れるのが一番だと思います。

山奥の森林や渓流の中で「自然の景色や音」と戯れるだけ
で、心からの安らぎが得られ、「思いやりの心」が甦って
きます。

また、時には、突然の雷雨や暴風、逆巻く激流、猛獣の雄叫
びに震えながら自然に畏怖するのも、「思いやりの心」を体感
することになるでしょう。

年に何度かはこうした体験を持ちたいものです。


ところで、1年中大都市で生活している私たちが「思いやり
の心」を育む方法はないのでしょうか。


実は、毎日の生活の中で実行できる方法がたくさんあります。


たとえば、通勤・通学や買い物でいつも通る道に、どんな
草花や樹木が生きているかお氣づきでしょうか。


恐らく、「えっ?、そんなのあったかなあ」とか「確かに草花は
あったけど、はっきり覚えていない」という方が多いのでは
ないでしょうか。


さっそく、今日(明日)からよく観察してみてください。

きっと、思った以上に多くの草花や樹木が育っていること
に驚かされるに違いありません。


また、どんなところでもたくましく育つ雑草を見て、「雑草
と決めつけてゴメンね。君たちは素晴らしい生命力を持って
いるね」と感動することもあるでしょう。


そして、毎日観察していると、「昨日は花が3つ咲いていた
けど、今日は4つ咲いている」ということが分かるようにな
り、次第に「今日はいつもと比べて寂しそう、嬉しそう」と
いうように微妙な変化に氣づくようになります。


そしてやがて、草花と会話ができるようになるかもしれま
せん。

これは決して超能力ではなく、本当の「思いやりの心」を
磨いて大きく育てれば、誰でも顕在化する能力のひとつの
ような氣がします。


私は「超能力は存在しない」と思っています。

ただ、「今のところ原因が説明できない」と言うことにすぎ
ないのです。

言わば未解明の自然現象です。



生命を思いやるということは、命に氣づくということです。

生きとし生けるもののわずかな動きや、かすかなささやき
氣づくこと。

地球の声に耳を傾けること。

これが真のやさしさ、本当の思いやりというものです。


そしてこれが「感受性を磨く」方法のひとつでもあるのです。



皆さんも、試してみませんか?


そうすれば、地震を予知できる・・・・かどうか分かりません
が、少なくとも微妙な変化に氣づくようになると思います。


何よりも、「やさしく」なれる。

それだけで充分ではないでしょうか。



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